「運が良くなりたい！」という人は、たくさんいますね。
もちろん、私も同じです。
神様にお祈りしたり、ゲンを担いだりしますが。
本当に大切なことは、相手が喜ぶことをすることです。
人間、何か他人からして欲しい、とみんな願っています。
お金が欲しい、仕事が欲しい、サービスして欲しい、お世話して欲しい。
トクをしたいのです。
その一方で、自分が損するのはイヤ。
面倒臭いことをするのはイヤ。
そういうことは、誰かにやってもらって、自分は逃げようとします。
だから、人が喜ぶことをして差し上げて。
手柄顔や報酬を要求しなければ。
いずれ、良いことが訪れます。
本当に困った時に、助けてくれる人が現れます。
石黒一先生の教えがそうでしたし。
私の体験談からも、そう言えます。
もちろん、ビジネスの場合は正当な対価をいただけなくてはなりません。
でも、それ以外の場合は、できる限り人のお世話をするのがいいようです。
仏教でも儒教でも、同じようなことを言っています。
ただ、スポーツや勝負事の世界は逆のようです。
相手が嫌がることをする。
将棋棋士は、相手を困らせる手を指して、相手の持ち時間を減らそうとしますし。
マラソンでも、スパートをかけたり、タイミングをずらしたりの駆け引きがあるようです。
キリスト教は、自分がされたくないことを相手にしてはいけない、と言いますね。
共通するのは、「人は感情で動く」ということ。
相手が心から欲していることをして差し上げると、不思議なくらい物事がうまく前に進みます。
最近の私は、、人が喜ぶことだけを心がけるようにしています。
もちろん、時間や金銭の許す範囲でです。
そうすると、出会う人のレベルが上がってきたことを実感しています。