私は50歳のとき、研修講師として独立しました。
パナソニックで28年間働き、
その経験や知見を、これからの世代の人たちの役に立てたい。
そんな思いからでした。
研修講師という仕事は、
大きな資本も必要ありません。
知識と経験があればできる。
当時の私は、そう考えていました。
しかし、現実はまったく違いました。
独立してみると
コネもない。
顧客もいない。
実績もない。
完全なゼロからのスタートでした。
気がつけば、独立から3年で
パナソニックの退職金はすべてなくなっていました。
それでも少しずつ仕事が増え、
ようやく軌道に乗り始めた頃。
今度は、コロナがやってきました。
対面研修はすべて消えました。
オンラインで続けていましたが、
3年目には研修会社経由の仕事がゼロになりました。
年齢のこともあり、完全に切られてしまったのです。
振り返ると、
50代で二度どん底を経験しています。
だからこそ、今の仕事があります
現在行っている
タイムマネジメントコンサルティングは、
もともと企業研修の内容を
経営者向けに進化させたものです。
還暦を過ぎてからBNIに参加し、
多くの経営者の方と1時間ほど対話する機会が増えました。
その時間の中で、
ある違和感を感じるようになりました。
会社員向けの一日研修をするより、
経営者と直接向き合う時間の方が、
はるかに意味があるのではないか。
そんな思いです。
残りの人生の時間を、何に使うのか
同世代の友人たちは、
孫と遊んだり
庭いじりを楽しんだり
そんな時間を過ごしています。
それも、とても素敵な生き方だと思います。
ただ、私は最近ようやく分かってきました。
自分の命を、何のために使うのか。
その答えが
「時間戦略」という仕事でした。
忙しいのに成果が出ない。
そんな経営者の時間を整えること。
それが、
私の残りの人生の仕事だと思っています。

