2018年12月に、経済産業省 近畿経済産業局様で課長級職員研修を行いました。
マネジメントについてお話ししましたが、錚々たる方々に「何を」「どのように」お伝えすればいいのかは、ずいぶんと悩みました。
それでも満足度が高い内容で、楽しく学んでいただくことができました。
そして、「西郷隆盛に学ぶ決断力」のリクエストも。
普通に、奄美大島での話、江戸城無血開城の話、西南戦争に話をしても、皆さんご存知のこと。
私らしい内容を、真剣に考えました。
そこで、明治維新後に西郷隆盛が行ったざまざまな制度改革で、何を一番にしますか?その理由は何ですか?と考えていただくワークを思いつきました。
これは、政策の優先順位付です。
官庁では、様々な政策を行いますが、効果の高いもの、優先順位の高いもの、予算の制約などがあります。
単なる歴史知識を問うのではなく、現代の仕事に置き換えて考えていただきました。
あなたなら、何を一番に実行しますか?
正解は「円の国際化」です。
富国強兵や外国との取引も、金本位制における円の価値を明確にしないと輸入も技術導入もできないのです!
こうした、難易度の高い研修でも対応できるのが、私の強みです。