株式会社決断力

還暦を過ぎたら、他人と比較する必要はない。むしろ「比較」を手放した瞬間に時間が戻ってくる

還暦を過ぎてから、
「他人と比べなくなった」と感じるようになりました。

それは悟りでも、達観でもありません。
単純に、比較が時間と心を浪費する行為だと、体感で理解したからです。

私はこれまで、会社員として、そして独立後も、
多くの経営者や士業の方と関わってきました。
上場企業の経営者、立派な肩書きの方も少なくありません。

かつては、正直に言えば羨ましく感じたこともあります。
「すごいな」「自分とは違う世界だな」
そう思ったこともありました。

しかし今は、不思議なほど関心がありません。

なぜなら、比較がもたらす本当のコストに気づいたからです。


比較は「外側の指標」しか見えなくする

人は他人と比べるとき、
ほぼ例外なく「外側の指標」を見ています。

確かに分かりやすい指標です。
しかし、分かりやすいものほど危険でもあります。

そこに至るまでの背景は、ほとんど見えないからです。

表からは見えないところで、

こうした悩みを抱えている経営者は、決して少なくありません。

見えないものを無視して、見える部分だけを比べる。
これが、比較の本質的な危うさです。


比較は「心のエネルギー」を静かに削る

比較の厄介な点は、
削られていることに本人が気づきにくい点です。

比較は、
「向上心」「努力」「反省」といった、
一見すると“正しそうな顔”をして近づいてきます。

しかし実際には、心のエネルギーを静かに奪います。

そして、心のエネルギーが乱れると、
必ず時間の使い方が乱れます。

これは感情の問題ではなく、
時間設計の問題です。


還暦を過ぎたら、勝負する場所を変えればいい

会社員時代、私は「会社の中の勝負」をしていました。
評価、昇進、役割、成果。
比較が前提の世界です。

それ自体に価値はあります。
ただ、その枠組みの中にいる限り、
比較からは逃れられません。

今は、勝負する場所が変わりました。

この勝負に、他人との比較は不要です。
自分の基準で決まるからです。


人生の質は「時間の使い方」で決まる

売上も、幸福感も、人間関係も、健康も。
すべては、時間の上に成り立っています。

だから私は、
成果を出したい経営者や士業の方に、
まず「時間の使い方」を整えることをおすすめしています。

他人と比較して焦る時間は、
1円も生みません。
むしろ、大切なものを壊します。


比較を手放すための、現実的な3つの視点

比較は「意志」ではやめられません。
習慣だからです。
変えるには、仕組みが必要です。

① 比較を生む情報の入口を見直す

特に、朝一番の情報には注意が必要です。
朝に入れた情報が、その日の感情と行動を決めます。

② 自分の基準を言語化する

「自分にとって、十分とは何か」
これを言葉にできると、比較は自然に減ります。

③ 時間を「消費」と「投資」に分ける

学ぶ、考える、整える、仕組み化する。
未来が良くなる時間を先に確保する人は、静かに強くなります。


まとめ:還暦を過ぎたら、「心の安寧」と「時間」で勝てばいい

地位や名誉、財産は大切です。
ただ、それを追い続けて疲れている人も多い。

今、私が大切にしているのは、
心が整い、時間の使い方が安定していることです。

還暦を過ぎたら、他人と比較する必要はありません。
むしろ、比較を手放した瞬間に、
時間と心の余白が戻ってきます。

あなたの時間は、
誰かの人生ではなく、
あなた自身の人生のために使ってください。


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