松下幸之助歴史館に行ってきました。
こちらで学んだこと。
困難を突破するには、衆知を集めることが大事である。
人材育成こそ、経営の危機を乗り越える原動力になる!
昭和50年頃、電子レンジ事業が苦境に陥っていました。
資本金の2倍の累積赤字を抱えていました。
社員の給料を払うのにも困っていました。
幸之助が見たところ、開発も工場もそれぞれに頑張っていました。
でも、経営全体が思わしく無い・・・
その原因は、製造、開発、営業がバラバラだったからです。
自分の小さな範囲の仕事だけやればいい、と考える風土がありました。
当時の電子レンジ事業は立ち上がったばかり。1台100万円もしました!
商品価値はあるのですが、高額過ぎて売れません・・・
そこで、電子レンジの使い方を世間に広める女性セールス部隊を作りました。
しかも、新たな営業職種として。
日本人は新しいものには抵抗感を示す人が多いので、まず触れてもらう、良さを体感してもらうことが大事ですね。
そして、レディースの地道な活動が身を結び、電子レンジはどんどん普及し、価格を下げる余地が生まれたことで、さらなる拡大へとつながりました。
自分の力、個々の力だけでは、ビジネスの困難は突破しにくい時があります。
みんなの知恵を引き出し、持ち味を活かし合うことで、困難を突破する。
危機においても、どうやって問題解決するかと徹底的に考え抜く管理職を育てる。
素晴らしい事例を知ることができました。
困難を突破する力には、大きく分けて自力と他力があります。
ハートグラムの要素4つ以上のもので診断します。(3つ以下の方は、基本は他力ですね)
裁判官タイプは、自らの知恵を生かしながらの頑張りですね。強い意志をお持ちですので、絶対に突破できます。
キリギリスタイプは、アイデア発想力。新しいアイデアや創意工夫で突破します。
アリタイプは、緻密な研究や調査と、ひたむきな努力。コツコツ頑張る「継続は力なり」です。
天使タイプは、人の力をうまく組み合わせて困難を突破します。他力の人です。
犬タイプは、ひたすら人の力を借りようとします。でも、助けてくれる人がいつもいるとは限りません・・・
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困難を突破するには、問題解決力と決断力が大切です。
そして、人を巻き込んでプロジェクトを動かすピープルスキルが大切です。
私は「高島塾」で、人生の困難を突破する力を身につけていただいています。
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