【コラム】高校の同窓会で感じた「世代間ギャップ」

世代による価値観の違いを肌で感じた。

私が卒業した香川県立高松高校は、四国一の公立進学校。
政治家や大企業経営者、大企業のサラリーマンを多数輩出している名門校。
東京の同窓会は、参加者数1000人!で、ギネスブックにも登録されている。


同級生には、子女が就職していたり大学生だったりする人がたくさんいる。
(孫持ちもいる)
そんな時、親としては大企業に入って欲しいと願うのだそうな。

確かに、私の学生時代は日本の大企業が圧倒的なパワーを持っていた。
「JAPAN AS NO,1」「NOと言える日本」が売れ。
世界の時価総額トップ100に、日本企業が数多くランクインしていた。
パソコン1台が300万円もしたので、個人では買えない。
部署にも、3人に1台くらいしか無かった。

そして、正社員で終身雇用。
女性は結婚退職や出産退職で専業主婦になるのが幸せだと信じられていた。
定年後は、年金もらって悠々自適暮らしができた。

でも、今の若者にはそんな気持ちはさらさらない。
というか、そもそも無理だと思っている。
だから、自分でスキルを磨き、自分を高く売りたいと思っている。

女性だって、出産や育児はともかく、働き続けたいと思っている。
研修講師をしていても、質問するとそう答える人がほとんど。


ここに、親子の価値観ギャップがある。
やはり、「人は時代の子」。自分が経験したことに、どうしても引きずられてしまう。
だから、就職先や結婚相手は大企業の・・・となるらしい。

でも、パナソニックでも。新卒採用700人、中途採用700人の時代らしい。
一方で、私と同年代がどんどん辞めていっている・・・
新陳代謝が活発になっていると言えば、聞こえはいいが。

人生100年時代、AI時代は、実は厳しい時代。
それは、価値観の転換をできない人にとって、過去の栄光に浸りたい人にとっての厳しい時代。
一方で、こんなにチャンスがある時代はない!
個人でも、簡単に起業して、成功できる!
パソコンやスマホで、どれだけのことができるだろうか!


私は、自分の可能性にチャンレンジする人たちを応援したい。
チャレンジとは、決断である。