ピープルスキルの時代がやってくる!

 これからの時代、どのような働き方になるのでしょう?
こうした不安をお持ちの方は、たくさんいらっしゃることと思います。

 昨年は、上場企業のリストラや、「45歳定年制」などという言葉が一人歩きしました。
少なくとも、大企業の正社員になれたら一生安泰!という時代が終わったことを感じます。

  「サラリーマンであっても、一生モノのスキルを身につけていかなくてないけない・・・」
こう考える人、少なくてもそう思う人は、確実に増えてくるでしょう。   

これからの時代は、プロジェクト的な働き方が求められると思います。 
言われたことを、きちんとやり遂げさえすればいい、という依存的な働き方から。
チームを組んで、変化を起こす、対応する。周りの人たちと協力して、組織に成果をもたらす働き方です。

  昨年末に、NPO法人日本プロジェクトマネジメント協会のZOOMセミナーでお話ししました。
プロジェクトマネジメントに関しては、世界最大級のイベントを開催しているNPO法人です。
■日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)のHP
https://www.pmaj.or.jp/kyoukai/gaiyou.html 

プロジェクトをうまく運営するのは、テクニカルスキルだけでは不十分。
メンバーを動かすためのピープルスキルが必要になります。

 同じ組織であれば、役職や権限、立場で人を動かすことができます。
でも、他部署、他組織、他社ではそれだけでは通用しません。
「あの人の言うことだったら!」と、人を動かすことができるかどうかが問われます。
具体的には、説得力や洞察力、先見性、包容力、決断力が求められるのです。

  ところが、ピープルスキルを教えてくれるところがほとんどない・・・
その重要性に気づかない人が多いことと、気づいても学べないのが実情だということが、改めて感じました。

 現代日本でビジネススキルといえば、テクニカルスキルを思い浮かべる人が多いです。
ビジネス書や研修、セミナーは、ほとんどがビジネススキルです。
欧米流のテクニカルな分析のことが、最新のビジネススキルだと思う人も多いですね。
これは確かに大切なことなのですが、理屈や論理を極めたからといって、人を動かすことには直結しないのが世の中です。

  実は、日本的な組織マネジメントの中に、「人を動かすスキル」はたくさんあります。
根回しや報連相、PDCAなど。
あいさつや敬語、思いやり、叱り方褒め方など。
人間関係の原理原則なんて、2000年以上も変わっていないのですよね。

   「温故知新」と言う言葉がありますが。
古いことの中に、埋もれてしまっている新しい視点を盛り込んで。
現代ビジネスに活かせる具体的な行動を提起する。

それが、私の果たすべき役割です。