正しいことを積み重ねていたのに、成果が出なかった理由
〜時間戦略の落とし穴〜
こんにちは。時間戦略コンサルタントの高島徹です。
今回は、私自身が独立後に陥った「時間の罠」についてお話しします。
この経験が、今の私のコンサルティングの原点となりました。
「これからは、自由に時間を使えるはずだった」
私は50歳で独立し、「これでやっと、自分の時間を思い通りにマネジメントできる」と感じていました。
ところが──現実はまったく違いました。
- 営業活動
- SNS発信
- 資料作成
- セミナー準備
- 経理・事務作業
気づけば、すべてを自分一人で抱え込み、
朝から晩までスケジュールがびっしり。
「あれ?時間に追われるこの感じ、会社員時代と変わらない…」
そんな違和感とともに、心も体も少しずつすり減っていったのです。
行動しているのに、成果が出ない
独立当初の私は、
「とにかく行動量を増やせば、売上は上がるはず」と信じていました。
そして、「やるべきことリスト」を毎日こなし、予定を詰め込み、
努力の“総量”で突破しようとしていたのです。
でもある日、ふとスケジュール帳を見返したとき、
私は愕然としました。
「今日もがんばった。でも、“成果に直結する行動”は、いったいどれだけあったのか?」
大きな転換点:「時間を設計し直す」
私は決断しました。
これまでのやり方を一度すべて見直そう、と。
まずは、自分の1週間の時間をすべて棚卸し。
やっている行動一つひとつに対して、
- 自分にしかできない仕事か?
- 収益に直結しているか?
- 将来への投資になっているか?
この3つの視点でチェックを行いました。
そして、以下のように時間戦略を再設計しました。
- 仕組み化できるものはすべて委託(外注)へ
- 売上に貢献しない活動は思い切って削減
- 「未来投資の時間」を週単位でブロックして確保
この転換によって、私は初めて“自分の時間を取り戻す”ことができたのです。
時間は「行動量」ではなく「投資先」で決まる
この経験を通じて強く実感したのは、
時間は、ただ使えば成果になるわけではないということ。
大切なのは、「どこに」「どれだけ」時間を投資しているか。
- 成果が出る行動に集中できているか?
- 将来を変えるための時間が設計されているか?
- 忙しさに流されていないか?
これらを問い直すことこそが、経営者にとっての「時間戦略」だと私は考えます。
あなたの時間は、今どこに投資されていますか?
もし今あなたが「毎日忙しいのに、成果が出ない」と感じているなら──
それは“時間が足りない”のではなく、“時間の設計が最適化されていない”だけかもしれません。
私はこの経験をもとに、
スモールビジネスや士業の方向けに「時間設計セッション」や「棚卸しワーク」をご提供しています。
✅ 忙しさから抜け出したい
✅ 月商を上げる時間の使い方を知りたい
✅ 自分に合った“時間の投資先”を見直したい
そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。
