情報過多は、決断には却ってマイナス?

今回は、人間の「認知能力の限界」についてお伝えします。

あなたは、決断するにあたって、情報は多ければ多いほど良い決断ができる、と思い込んでいませんか?

確かに、情報は多いほうが望ましいです。

あとで「しまった!」とならないためにも、情報を集めておくことに越したことはありません。

でも、情報は集めた時点から陳腐化してゆくのを、ご存知でしょうか?

統計データや決算情報も、集めた時点では最新のものでも、1年もすれば古くなってしまいます。

そこでまた集めなおし・・・となれば、時間のロスが大きくなります。

さらには、人間には「認知能力の限界」があります。

一度に情報を認識し、情報間の関係性を整理し、合理的に考えるにがは多すぎる情報そのものが人間の思考能力や判断能力を超えてしまうのです。

ですので、いらない情報はどんどん捨ててゆき、本当に必要な情報とは何か?をしっかりと見抜かなければいけないのです。

決断とは、問題解決を行うためのもの。

情報とは、問題解決に利用するためのもの。

情報を集めすぎるのではなく、決断に必要な情報がそろったら、思考を始めないといけないのです。

そうしないと、決断のタイミングを逃してしまうことになります。

あなたが決断するために必要な情報とは、いったいどういうものなのか?

このことを考え、普段から準備しておけば、数は少なくても決断に必要な情報を集めることができ、失敗しない、後悔しない決断ができると思うのですが、いかがでしょうか。

下記のパターン診断で、アリタイプ、犬タイプの方は、特にご注意ください。

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そして、組織で仕事をする場合、部下に過剰な情報収集を要求していないか自問自答することで、結果として使わない情報収集を避けることが必要です。