大手総合商社子会社様での「戦国武将に学ぶ決断力」研修開催

大手総合商社の子会社様で、「歴史に学ぶ決断力」研修を実施いたしました。

冒頭に社長のお話がありましたので、私も緊張した面持ちです。

こちらの研修には、中国人の方が1名ご参加されました。

在日経験17年で、日本のが医学と大学院を卒業。

日本語は読み書きも十分にできる方ですが、さすがに戦国史はご存じありません。

まったく知識が無いからこそ。
どうしてこの武将はこうした決断をしたのかが、まっさらな視点から考えていただきました。

結果論で物事を見ずに、素直に事実を見つめ、筋道立てて考える。

そこから、どのように行動すべきなのか?
私も、ものすごく勉強になりました。

私がギャフン!と言ったのがこちら。
羽柴秀吉の中国大返しのときに、敵対していたのは毛利氏ですよね。
桶狭間の戦いで、今川義元の首を挙げたのは、毛利新助です。
年表から言って、毛利新助が出世して、秀吉と敵対したのですか?と質問されました。

日本人であれば、中国地方の毛利氏と、信長の部下である毛利新助は別人であることはご存知ですよね。
このことを、私は「大前提」としてお話ししておりました。

いやはや、きちんと抜けもれなく説明するということはどのようなことなのか。
大いに反省いたしました。