ShareWis Press あなたには「昔の自分に聞かせてやりたい」「もっと早く知っておけば良かった」という話はありますか？
年を取ってから「ああすれば良かった」などと後悔することは、誰にもありますね。
私は「決断パターン」の話こそ、２０年前の私に聞かせてやりたいと切実に思っています。
当時３０歳の私は、係長に昇進したばかりでした。
それまでは先輩としての役割だったのか、部下を指導・育成・評価する立場に なりました。
自分のことだけ考えていればよかった平社員とは違い、管理職としての責務に戸惑い、悩み、失敗をしたのです。
初めて部下を持つときは、うれしい反面 緊張もしますよね。
私生活では、結婚するときにも同じような状態、気持ちになります。
当時の私は鼻っ柱が強く、自分の意見を押し通すところがありました。
そのことが無用のあつれきを生み、自分だけでなく周りにも迷惑をかけたな、と今になっても悔やまれます。
自分の意見が正しいとしても。
どうして、相手に受け入れられるような話し方ができなかったのか。
いや、それ以前に 自分の意見だけが正しいとどうして言えるのか。
相手の話を聴き、相手の感情を受け入れることがなぜできなかったのか。
相手も自分と同じように考え、自分の言うとおりに動くものだと勘違いしてはいなかったか。
当時の私は、「決断パターン」の違いを知らなかったのです。
まだ部下を持ったことの無いあなたには。
部下を持った時に、相手の「決断パターン」を観察する心のゆとりを持っていただきたいと切に思います。
部下を持っているあなたには。
今一度、自分と部下の「決断パターン」を確認していただきたいと思います。
そして、相手の思考や感情の傾向を知り、長所に目を向けるように接していただきたいのです。
部下指導に悩んでいる後輩をご存じのあなたには。
ぜひ、「決断パターン」を診断するように薦めていただきたく。
そして、相手のことを考えることの大切さをお伝えいただきたいと思います。
あなたのビジネスパーソンとしての決断パターンは？をされるかたはこちら
人事部門や課長職以上のあなたには。
部下の管理職に、ぜひ「ビジネスは決断力で決まる！「強い課長」を育てるセミナー」への派遣をお願いいたします。
ビジネスは決断力で決まる！「強い課長」を育てるセミナーの参加申し込みはこちら
私が講師として、「決断力」と「人を動かす」ことを一番伝えたいのは、「２０年前の私」。
そう、新任係長の方なのです。