仕事での決断力はあるのだけれど、日常生活では優柔不断になって困る・・・
こういう声を、複数の男性管理職の方から伺っております。
これは、一体どういう状況なのでしょうね。
仕事だと、自分に経験があり、目標も明確だからでしょうか。
期待される役割が、しっかりしているからでしょうか。
ある意味、「管理職を演じている」からでしょうか。
一方、日常生活は個人の自由なところです。
何をしてもいい、と言われると、却って戸惑うものかもしれません。
ひょっとしたら、「してもらう」ことに慣れてしまい、「選択し、決断する」ことが不得手だと感じているのかもしれません。
人間、自分が慣れていること、得意なこと、大切だと思っていることでは 決断力が高いです。
逆に、不慣れなこと、初めてのこと、不得手なこと、苦手なことでは決断することに戸惑い、時間がかかります。
仕事上の決断も、日常生活の決断も、根本原理は同じです。
自分自身のこととして、大切なものだと考えることで 決断できるように変わってゆくことでしょう。