「持ち味を活かす経営」と決断力

松下幸之助の言葉の中に「人の持ち味を活かす」という言葉が多いということを、教えていただきました。
調べてみると、なるほど多いですね!

松下幸之助の「人を活かす経営」を、久慈市まで移動する途中で読み返しました。
冒頭に、こういう文書があります。

「人間は磨けばそれぞれに光る、さまざまな素晴らしい素質を持っているという
ことを、特に経営に携わる人は正しく認識しなければならない。
その上で、一人ひとりの持ち味をどうやって活かしていくかを考え、実践していきたい」
なるほど、の人生観だと思います。

決断力も、根底においては共通するところが多いです。
じっくり型の人が急いで決断しようとしても難しいように。
せっかちな人にじっくり考えろ、と言ってもうまくいきません。

そのためには。
自分の「持ち味」を知ること。
そして、持ち味に合った決断の仕方をすることと。
後悔しないための予防策を講じること。
そして、身近にサポートしてくれる人をお願いすること。

他人と比較しての優劣を、短期的に競うのではなく。
人生の時間軸を長くして、決断の積み重ねで人生をより豊かにする。
こうした発想の転換が大切なのだと思います。