弊社では、決断のプロセスはこのようになっていると考えています。
最初に、現状把握のプロセスがあります。
現在直面していることの関心事を列挙して。
何を決断すべきかを、明確にします。
そして、事実を把握して。
可能な限り、数字化します。
こうして、現状の全体像が把握できます。
次に、問題把握のプロセスです。
問題とは、目標とする姿と、現状のとギャップを指します。
このギャップがどのようなものなのか、情報を収集します。
こちらも、できるだけ数字化して整理することが望ましいです。
こうして、整理された情報をもとに、問題の特定・解決すべきことを特定します。
第三に、意思決定のプロセスです。
問題解決するためにはどうすればいいのか、アイデアをできるだけたくさん出します。
出されたアイデアについて、費用、工数、時間などの制約条件、メリットとデメリットの比較を行います。
比較検討を行ううちに、解決策は絞り込まれてゆきます。
こうして、これだ!という解決案を1つに絞ります。
最後に、リスク対策のプロセスです。
解決策について、考えられるリスクを列挙します。
リスクは、緊急度と影響度で分類します。
分類されたリスクに対し、費用と工数を見積もります。
こうして、対策の優先順位を決定します。
リスク事象が発生した時の対策がきちんとできた段階で、解決策を実行するのです。