愛知県刈谷市様での職員研修

愛知県刈谷市様の職員研修で講演する機会をいただきました。

刈谷市はじめ、周辺3市町の課長補佐級職員以上の方250名を、2回にわけて
「これからの自治体運営に活かす決断力」というタイトルでの講演です。

午後からの講演では、最前列に刈谷市長様、副市長様、高浜市副市長様などの
自治体幹部がずらりと並ばれました。
いつもの自治体研修では幹部職が参加されることがありませんので、少しばかり
緊張もいたしました。

でも、それ以上にやりにくかったのは管理監督職の皆様だったようです。
私の問いかけに対し、午前中はたくさん手を挙げていただいたのに、午後はさっぱり。
これでは講師もやりにくくなるものです。

でも、「ドラゴンズファンの方は手を挙げてください」などと、手を上げやすい
問いかけで緊張意を解きほぐして。
相手に決断を促すには、スーパーのレジ袋で5円の袋と3円の袋のどちらを選ぶか、
というわかりやすい例を挙げることで、笑いを取りながら巻き込んでゆきました。

とは言いながらも、きちんとお伝えすることはお伝えしました。
「受け身の姿勢の管理職はいらない!」という主題について、その実例と取るべき
行動、その実践方法についての話は、市長・副市長は 大きくうなずきながら
しっかりとメモを取っておられました。

「刈谷城築城」というテーマで町興しに取り組んでおられる刈谷市様に対し。
最後は、、徳川家康のエピソードをご披露いたしました。
どなたもご存じないお話でしたので、こちらもご好評をいただきました。
その土地ならではの話題を取り入れるのが、私の流儀です。

刈谷市様での講演の最後には「谷繁監督に求めるもの」ということもお話いたし
ました。
最近の管理監督職は、プレイングマネジャーとして仕事をされている方がたくさん
いらっしゃいます。
でも、会社や自治体が期待しているのは「監督としての谷繁」なのですよね。
プレーヤーとしてホームランを打つことよりも、試合に勝つためのチームづくりが
求められます。

そのために、あなたは何を、どのようになすべきなのか。
こうしたお話を、実例をもとに 実践的にお話しいたしました。