アタマと心を「アツサ」から守る

決断するには、心を冷静に保つことが大切だと言われます。

「カーッとなって」しまったままで行動して、失敗した・・・というご経験をお持ちの方も多いと思います。
普段の自分だったら絶対にしないようなことも、心がアツくなると 我を忘れて無謀な行動に駆り立てる。
避けるべきことですよね。

心を冷静に保つには。
普段から、バタバタした行動習慣をできるだけしないことです。

具体的には。
エスカレーターを、歩いて登らない。
電車の駆け込み乗車をしない。
赤信号では必ず止まる。青になってから歩き始める。
そう、駅のポスターや放送で、いつすも耳にしていることです。

鉄道会社の支店では、事故防止のためということになるでしょう。
でも、私からすれば、心を落ち着かせるための貴重な時間だと言えます。

忙しい現代人は、わずかの時間でも惜しもうとします。
でも、エスカレーターを歩いて節約できる時間は、1日1分くらいでしょう。

逆に、忙しいゆえにいろんな判断・決断を迫られています。
決断する時にも、いつものバタバタした行動のクセがついていると、バタバタと決断してしまうようになるのです。
その結果は・・・申し上げるまでもありませんね。

おまけに、これからの季節は猛暑が待ち構えています。
気温が高いと、集中力が失われます。
自動車運転の事故が多いのも、夏だと言われています。
暑さで頭がぼーっとしてしまい、判断ミスを引き起こすからです。

オフィスでも、暑いと考えることが面倒くさくなりますよね。
やはり、冷房を適切に使って、しっかり考えられる環境をつくっていただきたいと思います。

アタマが気温で暑くなり、心がカーッとなって熱くなるこれからの季節。
くれぐれも、冷静な判断・決断をお願い申し上げます。
あなたのためにも、あなたの周りの人々のためにも。