50代社員への決断力研修

平均年齢53歳の方々に、企業研修として決断力研修を実施いたしました。
一番年上の方は60歳でした。

副部長、課長、専門職の課長クラス、といった方々です。
しかも、海外赴任経験をお持ちの方もたくさんいらっしゃいました。
他社からの転職組もいらっしゃいました。
年齢で区切ることは単純ですが、ご経歴は様々な歴戦の勇士たちです。

50代にもなって今さらながら決断力なんて、となるところですが。
視点を切り替えて、「部下にこのように指導してくださいね」という話し方にしました。
会社があなたに期待しているのは、あなた自身の能力を発揮することもさることながら。
直属の部下だけでなく、会社の後輩に良い影響を与えることなのだと。
あなたが会社で過ごしたこと、貢献してきたことを、次代に引き継ぐことだと。
さりげなく、でも普段意識しないことを、プライドを傷つけずにお話しさせていただきました。

また、私と同世代ということもあり。
本音の話、裏話を、世間や業界のことなどもお話ししました。
最初はお互いに緊張していましたが、この進め方がよかったようですね。
すぐにリラックスして、うちとけました。

最後は拍手(*’ω’ノノ゙☆パチパチをいただきました。…

私も充実感たっぷりの1日になりました。

ほかにも、自治体様でも50代職員が数名参加されたことがありました。
こちらでも、自分の経験を後輩に引き継ぐことに自分の活躍の場を見出した方がいらっしゃいました。

決断力とは、「人を動かす力」というのが私の持論です。
部下だけでなく後輩を動かし、組織に貢献すること。

65歳まで雇用延長がなされる現代、50歳を超えての決断力研修は意外と効果的なのです。
ネーミングを工夫する必要があるかな、とも感じました。