相手によって数字のケタ数の扱い方を変える

ビジネス会話では、相手によって数字のケタ数を使い分ける必要があります。
なんでもかんでも、1円単位の細かさは必要無いのです。

実務者との会話は、1円、1個単位の会話が多いです。
注文書、伝票、収支表、決算書などは、1円・1個が基本です。
これを間違えては、とんでもないことに繋がります。

企業規模にもよりますが。
管理職との会話は、百万円単位になります。
四捨五入したり、切り上げたり。
このあたりは、適時判断が必要です。

大企業の経営者だと、億円単位以上のケタ数での会話になります。
業績管理や、経営戦略、投資判断など。
細かい数字を正確に計算するよりも。
概算でいいので素早い反応を求められることの方が多いです。

相手の立場によって、扱う数字のケタ数を変えないといけません。
そして、スピードか正確さか、要求されている内容も考えないといけません。
「数字力」とは 相手のことを考えた上でのお話であり、ビジネススキルなのです。